研究課題/領域番号 |
17500538
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
鈴木 洋子 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (40187779)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,380千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 食育 / 調理 / 小学校 / 栄養教諭 / 家庭科 / 英国 / Food in Schools Programme / Cookery Clubs / cookery clubs / 食育科 |
研究概要 |
調理に必要な技能技術を習得し自信を得ることが食に対する更なる興味関心へ進展するとの視座より、小学校低学年から展開する調理実習を中心とする食育(調理)プログラムを作成した。 プログラムの作成にあたり、生活科および総合学習における調理実習の実態の詳細ならびに、家庭科担当教員と栄養職員(教諭)の連携による食育の実態と課題を把握するための調査研究を行なった。一方、英国においては2001年にFood in Schools Programme(以下、「学校の食べ物計画」と記す。)を立案し、学校をあげて児童生徒の食生活改善にむけた実践が重ねられていることから、「学校の食べ物計画」及び「学校の食べ物計画」の中で調理部分を担うHealthier Cookery Clubs(以下、料理クラブと記す)の取り組みに焦点をあて、その特徴を検討した。 これらの研究で得られた知見や示唆をもとに、小学校児童の発達段階に応じた調理技能の配列を検討し、調理プログラムを作成した。具体的には、奈良市内の小学校に勤務する栄養職員、家庭科教員からなる研究チームを組織し、先ず、初年17年度には調理プログラムの骨格となる調理作業に必要な技能技術と、これらの指導に適切な発達段階(学年)について話し合い、調理プログラムの概要を作成した。18年度には試行的実践行い、プログラムの概ねを作成した。最終19年度には試行的実践の際の反省点等を検討し再実践をし、プログラムを完成させ、冊子を作成し奈良県下の小学校と全教育委員会他に配布した。冊子の作成に際し、奈良県教育委員会ならびに奈良県健康福祉部健康安全局健康増進課に監修協力を依頼した。印刷費に関しては、本学の平成19年度学長裁量経費の補助を得た。
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