研究課題/領域番号 |
17500551
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
渡辺 満利子 昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (20175128)
|
研究分担者 |
山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部・開発技術評価室, 室長 (50091038)
丹後 俊郎 国立保健医療科学院, 技術評価部, 部長 (70124477)
横塚 昌子 昭和女子大学短期大学部, 食物科学科, 助教授 (10153264)
粕谷 美砂子 昭和女子大学, 短期大学部・食物科学科, 講師 (80369446)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 食育 / 食育女子中学生 / 食行動 / 無作為化比較試験 / 食事調査 / 肥満 / BMI / 介入 / 青少年 / 母親 / 食物摂取頻度調査票 / 2日間食物摂取量調査 / 妥当性 / 信頼性 / 介入研究 |
研究概要 |
本年度は、1)初年度に実施した食物摂取状況調査および食行動に関する食育アンケートの解析、および2)食育実践プログラムを用いた食育の介入研究を実施した。 食物摂取状況調査・食物摂取頻度調査は、都内在住の女子中高生250名(12-13歳)を対象として実施した。2日間の食事摂取量調査から求めた摂取エネルギー(Kcal)およびBMIを結果変数とした。食行動は自記式アンケート調査票により把握し、両者の関連を回帰分析により検討した。BMIの平均値は19.0±2.9SD、摂取エネルギー量は1641Kcalであった。多くの女子学生の間でBMIが低いにもかかわらず、自己を太っていると思う者が多いことが特徴的であった。また、この傾向は都内の女子学生で特に多かった。 以上の分析結果より、食教育での重要課題と考えられる項目を選定し、食育実践プログラムを作成し、無作為化割付による食育介入研究を実施した。すなわち、女子中学生を対象として、新食育群(介入群)と(非介入群)との2群への並行群間無作為化割付に基づく新食育の評価を行う介入研究で、主要評価指標は、研究開始6ヶ月後のエネルギー摂取量の開始時からの差である。対象者数は有意水準両側5%、検出力80%として標本の大きさを算定し、両群で240名とした。介入研究は予定通りに終了しており、最終評価については今後、順次まとめて報告していく予定である。
|