研究課題/領域番号 |
17500576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
道脇 綾子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (40014493)
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研究分担者 |
工藤 嘉名子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 講師 (80376813)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,150千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 理工系留学生 / 教材開発 / 初級日本語学習者 / 専門日本語 / 基礎科学 / 日本語習得 / Basic science / fundamental science |
研究概要 |
<研究目的> 1.予備教育機関に在籍する理工系留学生を対象に専門分野の考え方や基礎知識とその知識を支える日本語の体系的学習を可能にする基礎科学教材を開発することである。本研究では、既に本研究代表者を中心に開発し、使用している現行の科学教材を、日本語学習の視点から改良を加え、新たな基礎科学教材を目指す。具体的には、『留学生のための基礎科学入門【改訂版】』を開発する。 2.新たな基礎科学教材の開発にあたって、以下の基礎研究を行う。 1)語彙調査を行い、現行の基礎科学教材の言語的特徴(語彙・文型・漢字語彙など)を明らかにする。 2)「基礎科学」の授業分析を行い、授業インタラクションの特徴や、受講生の言語習得の実態を明らかにする。 3)受講生を対象としたアンケート・インタビュー調査を行い、学習方法や授業・教材の改善点を明らかにする。 3.開発した教材を試用し、授業分析やアンケート調査に基づき、教材の改良を行い、よりよい学習支援につながる方法を提案する。 <研究報告> 1.上記2に挙げた基礎研究の研究結果に基づき、日本語初級後半レベルの理工系留学生を対象に、上記1で目標に掲げた『留学生のための基礎科学入門【改訂版】』を開発し、発行した。 2.個々の研究課題に付いては、学会や論集等に発表してきた。 3.上記3については、2008年6月より実施予定である。
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