研究課題/領域番号 |
17500584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
山田 文康 静岡大学, 情報学部, 教授 (40158217)
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研究分担者 |
漁田 武雄 静岡大学, 情報学部, 教授 (30116529)
高橋 晃 静岡大学, 情報学部, 助教授 (40313928)
新谷 誠 静岡大学, 情報学部, 助教授 (70303526)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 統計学不安 / ソフトウェア / 教授法 / 標本統計量の分布 / 統計的仮説検定・推定 / 教材開発 / 入試 / 高校教育 |
研究概要 |
本研究では、学生の抱く統計学に対する「不安感」を、可能な限り多様な観点から捉えることのできる統計学不安尺度の作成を行った。本研究での統計学不安尺度は、欧米で開発され使用されている尺度をベースとして、それを日本の学生に適した内容に修正し、さらに日本固有の内容も加えたものである。開発した不安尺度を用いた複数の調査とその解析により、質の異なる不安感を持つ複数の学生群を識別することができ、意図したその機能を十分に果たすことができることを確認できた。今後の改良の余地はあるが、統計学習に対する意識を測定するための適当な尺度であると考える。 以上のような調査結果を踏まえ、本研究では、文系の学生にとって統計学習の極めて大きな障壁である数学的側面を可能な限り小さくした「統計学習のための教材」の開発を行った。教材は、推測統計学をテーマとしたもので、大きくは(1)標本抽出実験に基づく標本統計量の分布の学習、(2)統計的仮説検定・推定用ツールより構成される。このようなソフトウェアは既に数多く作られているが、(1)に関しては母集団として多様な分布を設定可能とした点、(2)は単なる解を求めるツールではなく、解に至る過程をトレースできるようにした点に特徴がある。これらの教材は本学の講義で利用しているが、さらに利用マニュアルの整備によって、他大学でも利用可能な形で公開する予定である。
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