研究課題/領域番号 |
17500622
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
本田 敏明 茨城大学, 教育学部, 教授 (00127705)
|
研究分担者 |
二宮 利江 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助教 (70323194)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,530千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | ユビキタス情報社会 / Learning GRID / e-Pedagogy / 社会的構成主義 / ユビキタスコンピューティング / 教育システム情報学会 / 学習者中心 / 学習モデル / Web2.0 |
研究概要 |
本研究は、昨今の情報化社会(ユビキタス情報社会)における教育学の基礎的理論の提案を最終目標とし、1)On-line Teachingと教育学、2)遠隔教育と学級内授業のためのOn-line teachingの方法、3)学習者中心の教育ストラテジー、4)Blended learning、5)Mobile learning(ユビキタスコンピューティング)、6)デジタルポートフォリオと評価、7)学習組織とLearning GRIDの7項目をその研究対象とした。これらの7項目について3年間の研究で従来の教育学の再検討と内外の動向調査を行い、新しい教育=e-Pedagogy概念の創出と実証的検証を行った。、 国内外の学会や調査において、上述の研究視点の内、3)学習者中心の教育ストラテジーと7・)学習組織とLearning GRIDの二極化傾向が見られたこと、及びそれ以外の項目で従来の教育学の枠を出ていないか技術的な側面に留まっていて、現時点で新しい教育学の構築について議論する際には、学習者中心の教育ストラテジーと学習組織とLearning GRIDを中心に検討していくことが望ましいことが判明した。そこで、学習者中心の教育ストラテジーとして、平成18年度から着手した学習者の状態と学習スタイルの相関について近年の構成主義的予測モデルを新しい学習システムの可能性として研究を進めた。また、学習組織とLearning GRIDに関しては、教育システム情報学会で新しいe-Pedagogyを検討する部会が立ち上がり、国内外の動向を調査、検討することになり、また、平成19年度から科学技術教育協会による「u-school推進コンソーシアム」が設立され、学校や、家庭、社会におけるe-Teachingシステムの開発が計画されている。本研究ではそれらの動きともタイアップした研究として実施できた。
|