研究課題/領域番号 |
17500660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
尾崎 正弘 中部大学, 経営情報学部, 教授 (50214127)
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研究分担者 |
足達 義則 中部大学, 経営情報学部, 教授 (00115669)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,580千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 教育工学 / Web学習支援システム / Web教授法 / 教材開発 / エージェント機能 / 知識データベース / Webコンテンツ / Web教育支援システム |
研究概要 |
本研究の目的は、現在、多くの研究が行われているWeb教育支援システムが利用する固有のWeb教材の汎用化と個別学習者に対する学習教材の自動的作成システムに関する開発研究であり、非常に不足しているWeb教材の効果的な利用方法に関する研究である。 Web教育支援システムを介して、個別に作成したWeb教材を他の学習教材として再利用可能なように、動的に再構築するためのデータベース構造設計と再構築を支援するシステムを開発した。また、個別学習者の効果的な学習を支援するために、個別学習者の学習目標と学習能力に沿って、学習のさなかに動的に学習内容を再構築するための機能と、効果的な学習を支援するための仮想能力別クラス編成機能やスケジュール機能を開発した。それらの機能は、Web学習のような自主学習を効果的に支援するシステムとしての学習効果があることを複数の実験で示すことができた。ただ、現在のネットワークシステムがWeb2.0、データベースがXMLDBへ移行しつつあり、今後、それに対応させる必要もあると考えるが、それを考慮しても、個別学習者の学習能力に沿って、予定された学習目標に到達するために効果的な学習を支援することができるものと自負している。しかし、著作権や教授者固有のWeb教材の利用方法の相違などがあり、汎用的な学習教材として実用段階での解決すべき問題も残されており、今後は広く本システムの提供を促進し、それらの問題を解決する努力をすべきであると考える。現在、それらの成果をまとめ、論文等で公開する準備を進めている。
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