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アクティブ型RFIDによる位置検出システムを応用した教育環境基盤に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17500665
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関千里金蘭大学

研究代表者

中野 由章  千里金蘭大学, 人間社会学部, 講師 (80388686)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,910千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードRFID / 位置検出 / 教育環境 / 教室 / 電子白板 / 机間巡視
研究概要

アクティブ型RFIDを用いることで,教室内で教員の位置情報をリアルタイムに可視化し,移動軌跡をデータベース化して,統計的に処理することが可能になる。しかしながら,エントリレベルのアクティブ型RFIDによる人の位置情報トラッキングでは,大きな誤差が生じ,実用に耐えるほどのシステムを構成することはなかなか難しい。但し,このようなシステムは安価であり,またある程度普及しているため,この活用を考えた。設営や撤去をユーザ自らが簡便にできることが必要であると考え,ある程度それは達することができたものの,本システムではまだ充分であるとは言えない。アクティブ型RFIDタグの特性には個体間のばらつきがあり,これによって位置情報が正確に補足できないという状況があった。そこで,各タグの位置情報を時系列で補正するとともに,タグを複数個使用することにより個体間での補正も行なった。このことにより,従来,存在するか否か程度の把握しかできなかったようなシステムで,ある程度の教室内位置情報を把握することができるシステムを開発した。
また,革新的な教室内教育環境について,画面提示の方法としてPCの画面をスクリーンに投影してPCのキーボードやマウスで操作した場合と,ホワイトボード等に投影しオブジェクトを直接操作できる「電子白板」との受講者の視点による意識調査を行なった。電子白板は,電子ペンのホワイトボード上での位置情報を活用したものであり,教室内における様々なオブジェクトの位置情報を把握し活用することが,快適な教室内環境の構築には不可欠であると考える。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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