研究課題/領域番号 |
17500709
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
森田 喬 法政大学, 工学部, 教授 (60267325)
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研究分担者 |
有川 正俊 東京大学, 空間情報科学研究センター, 助教授 (30202758)
若林 芳樹 首都大学東京, 都市環境学部, 准教授 (70191723)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ユビキタス・マッピング / 実寸大地図 / 地図利用 / 利用コンテクスト / ナビゲーション / ランドマーク / 住居表示システム / 配列規則 / ユビキタス / マッピング / 実寸大 / 地図 / 利用 / エビキタス / GIS / 実空間 / 空間認知 |
研究概要 |
ユビキタス・マッピングは、いつでも、どこでも、だれでもが、地図を主体とした空間情報を自由に取得し空間問題を解決できる空間情報利用環境を整備することであるが、このためには、利用者の実空間における空間情報の利用コンテクストを構造化させる事が求められている。本研究は、そこにおいて実寸大地図の概念の導入の必要性およびその構築について以下の調査研究を実施し基本要件を明らかにした。 1. 実寸大地図概念の基本的枠組みの構築:カーナビや携帯電話、PDAなどのモバイル系機器利用、および場所情報システムについての最新状況の実態調査を行い、実寸大地図の観点より総括を行った。 2. ナビゲーション用地図の機能分析:ナビゲーション関係のシステムにおける、地図と現実空間を結合させる仕組みについて、特に看板サインに注目し、シミュレーションシステムを構築し、地図上の看板サインと実空間との対応関係を分かりやすさの観点から機能分析した。 3. 空間認知から見たナビゲーション用地図の評価:実用システムの代表例について利用実態調査を行い、空間認知の視点からさまざまな表示地図と実空間との対応付けの容易さについて、その選好評価を特に男女の相違について明らかにした。 4. 実寸大地図の実空間への実装要件の検討:実寸大地図は実空間の中で容易に参照できる必要があるが、空間構造、動線、ランドマーク、道路占用物、住居表示システムをもとに実空間の中への実装化に向けた配置・配列規則のモデル化の検討を行った。 5. 海外事例の収集:国際的共通性と我が国固有のローカル性を明らかにするため、国際ワークショップを開催し各国の事例収集を行った。
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