研究課題/領域番号 |
17510075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 東京理科大学 (2006-2007) 神奈川工科大学 (2005) |
研究代表者 |
島田 恵理子 東京理科大学, 理学部, ポストドクトラル研究員 (50291753)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,010千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 浄水 / 環境ホルモン / 吸着 / 微生物 / 触媒 / リサイクル / 活性炭 / 炭素 |
研究概要 |
環境ホルモン・p-ノニルフェノールとその分解菌Pseudomonasを主に用い、改質した活性炭素への吸着触媒を応用して環境ホルモン除去を高速かつ二次廃棄物なしに行うための研究を行った。 1) p-ノニルフェノールには、賦活により4〜5nmの細孔を多くもつ活性炭素を使うと最も吸着効率がよいことがわかった。このサイズの細孔を多く得るために、二酸化炭素に水蒸気を併用して、ガス賦活はよりマイルドな条件で行った。 (2)p-ノニルフェノールおよび類似物質の活性炭素吸着を、ラングミュアの吸着速度式で近似的に解析すると、アルキル側鎖が長いほうが速度定数は大きくなった。 (3)30℃100rpmでのp-ノニルフェノールのPseudomonas属菌分解速度は、活性炭素に吸着させると約60%分解が速く(アルキル側鎖の切断)、さらに16日間以上で芳香環の分解も認められるようになった。 4)菌の脱着を電気的に制御するセルを作製した。また、p-ノニルフェノールの吸着様式をインピーダンス測定から調べる方法を考案し、有機相/水相界面の分子への適用を試みている。
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