研究課題/領域番号 |
17510082
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 富山工業高等専門学校 (2006-2007) 富山県環境科学センター (2005) |
研究代表者 |
鳥山 成一 富山工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (20393085)
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研究分担者 |
近藤 隆之 富山県環境科学センター, 大気課, 副主幹研究員 (40393087)
山崎 敬久 富山県環境科学センター, 生活環境課, 主任研究員 (60393089)
日吉 真一郎 富山県環境科学センター, 大気課, 主任研究員 (50393088)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 煙道内排出ガス測定(1形方式) / ホウ素化合物 / 昇華性 / アルカリ含浸石英繊維ろ紙 / 炭酸カリウム含浸石英繊維ろ紙 / 炭酸ナトリウム含浸石英繊維ろ紙 / 人工煙道装置 / 大気中ホウ素化合物測定方法 / 煙道内排出ガス測定(一形方式) / アルカリ含浸ろ紙 / 炭酸カリウム含浸ろ紙 / 炭酸ナトリウム含浸ろ紙 / 一型方式(煙道内排出ガス測定) / K_2CO_3含浸ろ紙 / 煙道排出ガス測定 |
研究概要 |
世界に事例のない「大気中ホウ素化合物による植物被害」が発生した。水系の植物被害は事例あり、水質環境基準が設定されている。しかし、大気中ホウ素化合物については、法規制がなく、測定法(公定法)が無い状況にあった。急遽測定法として、煙道排出ガス測定で使われている『煙道外で捕集する方法』(2形方式)を開発したが、ホウ素化合物が昇華性を有するためか、バラツキが大きく、再現性の高い精度のある測定が出来ない現状にあった。 本研究では、,昇華性を有する大気中ホウ素化合物について、煙道内外の温度差や分圧等の影響の少ない1形方式(『煙道内で直接捕集する方法』)を採用した工場排出ガス濃度の測定法を開発し、同時に最適な捕集剤の開発を目的とした。 測定方法は,17,18年度と同様、人工煙道装置を使って、第1段目に粒子状捕集用0.2μmテフロンフィルター,第2,第3段目にガス状捕集用各種アルカリ含浸ろ紙の3段組のSUS製フィルターホルダー(ろ紙径25mmφ用)を煙道内に直接挿入し、毎分1Lで1時間吸引し捕集する。捕集フィルターを超純水で超音波抽出し,ディスポフィルターでろ過し,メスアップし,ICP-MSで測定する方法である。 17,18年度はアルカリ含浸ろ紙として炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウム、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウムの7種類について検討を行った。人工煙道温度が最大70℃であったが、19年度は、耐熱性の石英繊維ろ紙やアルミニウム製ガスケットに換え、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム含浸石英繊維ろ紙について、180℃前後の高温測定法の検討を行った。その結果、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム含浸石英繊維ろ紙で十分に耐熱性があることが明らかとなった。
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