研究課題/領域番号 |
17510151
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
森永 由紀 明治大学, 商学部, 助教授 (20200438)
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研究分担者 |
篠田 雅人 鳥取大学, 乾燥地研究センター, 教授 (30211957)
高槻 成紀 東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (00124595)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 自然災害 / 干ばつ / ゾド(寒寒害) / モンゴル / 遊牧 / 早期警戒システム / 気象観測 / データベース / ゾド(寒雪害) / 牧畜気象 / 家畜 / 植生 / 土壌 / 気候変動 |
研究概要 |
1999/2000年以降モンゴル国では、3年連続して夏の干ばつと続くゾド(寒雪害)に見舞われて全家畜頭数のうち29%が失われ、多くの牧民は貧困状態に陥り、健康・教育レベルの低下や都市への人口集中を招いた。本研究はモンゴル気象庁気象水文研究所との協力体制のもとに、このような自然災害への対策の一環として以下の研究を実施した。 牧畜気象学的データベース(気象、土壌、植生、家畜に関するデータ)を作成、解析することより、自然災害の早期警戒システム(Early Warning System以下EWSと略)の基礎となる知見を得ることを目的とし、以下の作業を行った。 1.モンゴル気象庁のデータを利用した牧畜気象データベースの作成(過去約10年分のデータ収集、入力、品質管理)。 2.EWS構築に必要な、干ばつとゾドの発生メカニズに関する基礎的な研究を実施し、発表した。主な成果は以下のとおりである。 (1)モンゴルにおける干ばつ・ゾド研究の過去のレビュー及び研究・観測体制の現状把握 (2)モンゴル草原における植物のフェノロジーと水分条件の関係 (3)モンゴルの野生動物ガゼルと家畜の食性の比較 (4)家畜の健康状態と環境要素に関する解析
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