研究課題/領域番号 |
17520024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
竹山 重光 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60254520)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,350千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | カント実践哲学 / 感情 / 自己満足 / 現実的行為 / Selbstzufriedenheit / 幸福 / 最高善 / 行為遂行 / 現在という時間相 / 実践理性のアンチノミー / 認知主義的感情論とその後 / カント / 人間的現実性 / 神的存在者 / moral motivation / moral psychology / Zufriedenheit |
研究概要 |
カントが『実践理性批判』で語っている「自己満足」という感情に着目し、『実践理性批判』以外の諸著作をも検討、さらには現代の哲学的感情研究をも参照して、この感情の存在・意義を明らかにした。カントの実践哲学は峻厳なものであるが、同時に、きわめて人間的であり、人間の有限性を厳しく自覚したものである。「自己満足」概念の検討はこの点をはっきりと示してくれる。
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