研究課題/領域番号 |
17520055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
清水 邦彦 金沢大学, 人間科学糸, 准教授 (50313630)
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研究協力者 |
田村 航 , 小山高専, 講師
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,930千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 中世曹洞宗 / 地蔵信仰 / 神人化度説話 / 竺山 / 瑞巌 / 普済 / 葬祭儀礼 / 亡者授戒 / 五山十刹図 / 地蔵堂 / 只管打坐 / 峨山 / 生身の地蔵 / 破竈堕説話 / 義介 / 永平寺 / 三代相論 / 土地神 / 五躯神 / 神人化度 / 浄土真宗 / 路傍の石仏 / 世俗化 |
研究概要 |
本研本研究では中世曹洞宗に於いて地蔵信仰が受容され、活用されるようになった過程を考察した。日本曹洞宗の宗祖と云うべき道元は地蔵信仰を積極的には評価していなかった。従来、三祖義介が密教的要素を導入したと云われてきたが、そうではないことを本研究では明らかにした。曹洞宗に現世利益的要素を導入したのは義介の弟子、瑩山である。瑩山の弟子、峨山が神人化度説話を導入した。峨山の弟子には地蔵信仰を活用する者が現れた。しかし、本格的に地蔵信仰が活用されるようになるのは、峨山の孫弟子の代、即ち1400年頃である。
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