研究課題/領域番号 |
17520059
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
佐々木 裕子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (60286888)
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研究分担者 |
市川 誠 立教大学, 文学部, 准教授 (60308088)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | カトリシズム / 宗教系学校 / カトリック学校 / 宗教教育 / 教育史 / 教育 |
研究概要 |
本研究では、従来、ほとんど手がつけられてこなかった日本におけるカトリシズムに基づく教育実践とその思想的背景となっている教育修道会・宣教会・教区・諸団体に関する歴史的資料について包括的に収集し、データベース化することを試みた。具体的には各学校の歴史資料に関するアンケート調査を全国のカトリック系の教育機関(小・中・高・専門学校・短大・大学)に実施し、また現在、入手可能な歴史資料の収集も同時に行い、そのデータベース化を行った。 また、日本のカトリシズム教育に関しては、プロテスタント教育の場合とは異なり、文献資料が限られていることから、主な学校及び教育修道会における聞き取り調査(北海道・東北・九州・関東)を併せて行い、各学校の草創期における地域社会との関わり及び修道会本国との関係についての確認作業を行った。それにあわせて、日本におけるカトリシズム教育の展開、及びその変容、さらには多文化社会において教育現場にたつ教員たちがその教育実践の中で直面している、宗教教育の現代的な課題について、個別の面接調査に加えて、宗教教育担当者たちの研究会等での参与観察を行い、検討した。 国際教育修道会に関しては、他国における実践例、とりわけフィリピンを母体とする修道会について、本国における教育実践との比較を行うための基礎資料の収集をフィリピンにて行った。
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