研究課題/領域番号 |
17520123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
中根 千絵 愛知県立大学, 文学部, 文学部 (80326131)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,580千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 今昔物語集 / 享受史 / 本文 / 享受 |
研究概要 |
今昔物語集の諸本のうち、江戸末期に多く書写された流布本系について、未紹介本今昔物語集や古本系でありながら流布本系に変容しつつある本を視野に入れつつ、総合的にその営みの意味について考察した。その結果、校訂を目指す諸本と忠実に写すことを目的とする諸本の二様が存在し、それらが古い形態と新しい形態を混在させる要因になっていることが判明した。また、現在の諸本の原本とみなされる鈴鹿本の残る巻では、あまり全巻にゆれがみられないことなどが明らかとなった。
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