研究課題/領域番号 |
17520154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
丹治 陽子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (90188459)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,950千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | ダーウィニズム / ユートピア / 新歴史主義 / エドワード・ベラミ / かえりみれば / C・P・ギルマン / 女の国 / C・G・ギルマン / 『女たちの国』 / フェミニズム / 『女の国』 / 『彼女とともにわれらの国で』 / 『かえりみれば』 / 『タイム・マシン』 / ユートピアニズム / 自然主義 / C.P.ギルマン / E.ベラミ / ユートピア小説 |
研究概要 |
この時代の社会主義的ユートピアの代表作としてのエドワード・ベラミの『かえりみれば(Looking Backward)』(1888)と、同じくフェミニスト・ユートピアの代表作であるC・P・ギルマンの『女の国(Herland)』(1915)を、ダーウィンの著作と関連させながら読解することをとおして、この時代のユートピアの特徴として、「歴史の終焉」としてのユートピアがいかなる闘争の果てに成立してきたかを明らかにし、そのうえで闘争の欠如したユートピアがふたたび進歩の動因として闘争を導入していくプロセスを概観した。それをとおして、ダーウィン以後のユートピアニズムの不可能性を明らかにした。
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