研究課題/領域番号 |
17520193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
石倉 和佳 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (10290644)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,660千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ロマン主義 / 科学史 / イギリスロマン派詩人 / 方法 / 詩論 / 文芸批評 / 科学文化 / 医学史 / イギリス文学 / 文芸理論 / イギリス文 / パラダイム / 理論学 / 方法論 |
研究概要 |
本研究は、18世紀から19世紀にかけての科学の発展が、イギリスロマン主義文学の形成と発展に重要な要因となったことを明らかにするために、科学の発展に伴って起こった社会、文化、思想上の現象とロマン派詩人の思想や詩作との関係を考察したものである。イギリスロマン派詩人第一世代における急進派科学とその展開について、コールリッジとデイビーの思想的交流や当時の科学文化、思想などから検討するとともに、科学主義の精神がどのように抽象化され、詩論や方法論にとりいれられたかについて、ワーズワスやコールリッジの散文作品などから考察した。同時に、ロマン派詩人第二世代において、詩と科学の相互関係がどのように把握され文学上の表現に活かされたかについて、キーツの詩作品とともに、最後のロマン主義者ともいえるアイルランドの数学者ハミルトンの著作から考察した。
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