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1940年代前半ハノイにおけるベトナム文学者・知識人の文化活動の考察と再評価

研究課題

研究課題/領域番号 17520223
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 各国文学・文学論
研究機関東京外国語大学

研究代表者

川口 健一  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (70169689)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードベトナム知識人 / 1940年代前半 / スアントゥ・ニヤタップ / タイン・ギ / ブー・ディン・ホエ / チ・タン / ハン・トゥエン / 仏印進駐 / ベトナム近代文学 / 4文化グループ / スアントゥ・ニャタップ
研究概要

1940年代前半のハノイの社会状況は、日本軍の進駐という否定的な側面はあるものの、従来ベトナムの歴史研究者、文学研究者が語ってきたような停滞的な状況ではなく、活発な側面が見られることを一定程度究明できた。期間は短かったが、日・仏印文化提携のもとにさまざまな文化交流が日・仏印間で行われ、文学者・知識人を含むハノイ市民になんらかの刺激となったことを資料により認定できた。特にベトナムの文学者・知識人の文化活動に関して、次の研究成果を得ることができた。この時期においては、ブー・ゴック・ファン、ホアイ・タイン、ホー・ゼンなどの文学者たち、および「チ・タン(知新)」、「タイン・ギ(清議)」、「ハン・トゥエン(韓詮)」、「スアントゥ・ニャタップ(春秋雅集)」の4つのグループによる文学・文化活動が展開され、さまざまな著作物が世に出たが、彼らが残した小説、文学雑誌、文学研究書はベトナムの文学・文化史において今日も歴史的な意義と価値を有するものであることを明らかにし、再評価への判断根拠を見出した。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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