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ポリネシア諸語における四つの方向詞の意味・機能に関する対照研究

研究課題

研究課題/領域番号 17520247
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関室蘭工業大学

研究代表者

塩谷 亨  室蘭工業大学, 工学部, 助教授 (10281867)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードポリネシア諸語 / 方向詞 / ハワイ語 / タヒチ語
研究概要

ポリネシア諸語に関する先行研究及び各種言語データの収集を行った。国内で入手困難なものについては、研究期間中に二回仏領ポリネシアへ赴き、仏領ポリネシアで話されている言語を中心に現地にて資料収集を行った。
ポリネシア諸語は「方向詞」と呼ばれる限られた数の語を持っている。今回収集した先行研究から、24のポリネシア諸語の方向詞についての記述が得られた。それぞれ「話者に向かって」、「話者から離れて」を表わす二つの方向詞は24言語のうちほとんど全ての言語に見られた。また、それぞれ「上方へ」、「下方へ」を表わす更に二つの方向詞も大多数の言語で見られた。いくつかの言語の先行研究では、更に第5の方向詞、第6の方向詞の記述もあった。多くのポリネシア諸語では、「異なる/異なって」を意味する動詞/副詞はもう一つ「離れて、別れて」のような方向的な意味も持っていて、いくつかの先行研究では方向詞の一つと見なされている。
方向詞の基本的な意味は動きの方向性を示すことである。方向詞はまた空間或いは時間における位置を示すのにも用いられる。四つの一般的な方向詞は多くのポリネシア諸語で比較を表わすのに用いられる。比較表現においては、「話者から離れて」、「上方に」を意味する二つの方向詞は広く用いられる傾向があるが、一方、「話者に向かって」、「下方へ」を意味する二つの方向詞は「より小さく」或いは「より少なく」という意味を表わす場合に用いられる。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Contrastive Studies on Meaning and Functions of Four Directionals in Polynesian Languages (Results of the Research Project)2006

    • 著者名/発表者名
      SHIONOYA, Toru
    • 雑誌名

      Muroran Institute of Technology

      ページ: 123-123

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] ポリネシア諸語における四つの方向詞の意味・機能に関する対照研究(研究成果報告書)2007

    • 著者名/発表者名
      塩谷亨
    • 総ページ数
      123
    • 出版者
      室蘭工業大学
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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