研究分担者 |
上田 博人 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20114796)
宮本 正美 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (20131477)
福嶌 教隆 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (50102794)
ルイズ ティノコ アントニオ (ルイズ・ティノコ アントニオ / アントニオ ルイズ.ティノコ) 上智大学, 外国語学部, 教授 (80296889)
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研究概要 |
本論は,スペイン語圏の地理的広がりの中で,統語現象の分析に新たな視点を見出すという観点から,現地アンケートの手法で得たデータから分析を加えるのが目的である.平成17年度はメキシコ市,平成18年度は南米のコロンビア,パラグアイ,アルゼンチン,チリの首都において総計100名余りの被験者から100をこえる質問文に対する回答を収集した. 本年度は,こうして得られたデータを処理し,すでに前科研助成にて完了したスペインの9都市における同調査結果とともに比較検討した.また,分担者2名は香港における国際学会にてこの成果を報告した.今後,さらに調査地点を南米アンデス地域,米国のスペイン語話者などに拡張,より精度を上げてことを視野に収め,方法論の確立を進める.最終報告書にはこれまでの成果と見通しを盛り込みたい.
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