研究課題/領域番号 |
17520257
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
北野 浩章 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (20291263)
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研究分担者 |
角田 太作 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (60126878)
堀江 薫 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (70181526)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 言語学 / フィールド言語学 / 文法記述 / 言語変容 / 言語類型論 / カパンパンガン語 / オーストラリア原住民語 / アジュクル語 |
研究概要 |
北野(研究代表者)は、フィリピンで2005年8〜9月、2006年8月、2007年2月にフィールド調査を行った。聞き取り調査、および自然会話の録音と文字化作業も行った。文法に関わる調査の他、調査地のアンヘレスにおける社会言語学的な調査にも着手することができた。研究成果は国外・国内での学会発表や論文発表を行った。 角田(研究分担者>は、2006年3月に豪州東北部のタウンズビル市に行き、ワロゴ語復活運動への協力を継続した。2006年8月に豪州西北部のホールスクリークへ行った。現地のKimberley Language Resource Centreの依頼を受けて、ワンジラ語の語彙と文法を調査した。その後、東北部のタウンズビル市に行き、ワロゴ語復活運動への協力を継続した。 特に、ワロゴ語については、言語の死滅において、言語の復活において見られる言語現象を調査した。言語の死滅においては、Tsunoda(2006)などで、報告されている一般的傾向とは異なる例が見られた。(i)話者の類型、(ii)消滅しやすい品詞、(iii)消滅しやすい名詞などである。 言語の復活においては、(i)発音の変化、(ii)名詞の意味の変化などが見られた。角田の上記の活動・研究に研究協力者(角田三枝)が参加した。 堀江(研究分担者)は、(i)アジュクル語の従属節に関する類型論的記述研究、(ii)韓国語、マラーティー語などアジア言語のValency、文法化、言語接触に関する類型論的研究、(iii)類型論と認知言語学の融合領域「認知類型論」に関する研究、の三分野で研究を行った。それぞれのテーマに関して母語話者からの聞き取り調査、パラレルコーパス調査などの手法でデータを収集し、国外・国内学会発表、論文発表を行った。
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