研究課題/領域番号 |
17520270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 俊也 九州大学, 大学院・言語文化研究院, 准教授 (80207117)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,780千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 語等置 / 動詞体系 / ゲルマン語 / 印欧語 / 過去現在動詞 / 強変化動詞 / 古英語 / ゲルマン祖語 / 印欧祖語 / ナルテン動詞 / 形態的特異性 / 形態的混交 / h_2e-活用理論 |
研究概要 |
これまでの印欧語比較言語学研究の中で、十分な歴史的説明を与えてこられなかったゲルマン語過去現在動詞(preterite-present verbs)の現在形の発達に関する詳細、および語根が特異な延長階梯を示す強変化動詞(strong verbs)IV, V 類の過去複数形の発達に関する詳細について、「語等置の方法(the method of word equation)」を援用して新たな説明を提案することができた。それらの動詞形態は、印欧祖語の完了形と別のもうひとつの動詞形態の形態的混交(morphological conflation)を受けて発達したという仮説で首尾一貫した説明ができることを示した。
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