研究課題/領域番号 |
17520344
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
竹田 ゆう子 (笠原 ゆう子) 電気通信大学, 国際交流推進センター, 准教授 (40282925)
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研究分担者 |
志賀 幹郎 電気通信大学, 国際交流推進センター, 准教授 (70272747)
中井 日佐司 電気通信大学, 電気通信学部, 講師 (70237204)
渡邉 成良 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (90008532)
鈴木 雅久 電気通信大学, 国際交流推進センター, 准教授 (10313404)
奥山 直樹 電気通信大学, 電気通信学部, 講師 (50017406)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 日本語教育 / 数学 / 中国語 / 韓国語 / 第2言語教育 |
研究概要 |
理工系大学に入学する学部留学生の多くは、理工系基礎科目で使われる基礎専門語彙の不足などから、授業理解や課題遂行に困難を抱えている。日本人学生が理工系基礎科目に関わる日本語の語彙や表現を中学・高校から身に付けてくるのに対し、留学生は母国で同様な分野を学習したとしても、それを日本語で表現する技能が不足している。また、日本の理数系進学者が高校で学習する内容のある部分が、母国の高校教育で扱われていない場合もある。このため、日本の大学で理数系基礎科目を履修する留学生に対する学習支援は、内容的にも日本語的にも高校教育で扱われる教育内容を包含することが不可欠である。本研究では、高校理数系科目の教科書に見られる表現を複数言語で検索のできるオンライン教材データベースを備えた学習支援システムを構築するために、以下の調査研究を行った。 1.数学に特有で、定型的に見られる表現の調査 高等学校の学習内容である数学II、数学IIIの微分について、高等学校数学教科書に出現する表現の調査を行った。 2.中国語・韓国語との対照分析 上記「1」の表現について、中国語・韓国語と対応させた。中国語について日本語と異同のある表現の分析を行った。 3.学習者の数学問題解答の分析 中国人学習者を対象に、微分問題解答による調査を行い、その結果に基づき、以下の分析を行った。 (1)日本語による数学問題の解答に用いられた日本語の分析 (2)日本語による数学問題の理解・解答と日本語力及び数学力との関係の分析
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