研究課題/領域番号 |
17520356
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
吉岡 英幸 早稲田大学, 日本語教育研究科, 教授 (00092461)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,890千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 日本語教材 / 第二次大戦期以降 / 目録 / 教材・教具論 / 日本語教育史 / 戦前 / 戦後 / 変遷 |
研究概要 |
第二次大戦期以前の日本語教材については、いくつかの調査報告があるが、戦後刊行された日本語教材については、まとまった調査報告がされていない。公的機関などでも戦後の日本語教材を所蔵、保管しているところもなく、そのまとまった刊行記録すらどこにもないことがわかった。それで、戦後の日本語教材が所蔵されている主なところを調査しコピーなどを収集すると同時に、刊行された日本語教材に関する資料を集めて、文献目録を作成することとした。その際、戦後の日本語教材は、内容・構成などから見て戦前からの考え方をほぼそのまま継承されていることがわかったので、「第二次大戦期以降の日本語教育教材目録」として、1935年から2000年までの日本語教材を収録した。戦前の教材が475点、戦後の教材が970点、計1,445点の日本語教材の目録である。 この目録を分析したところ、日本語教材の刊行数は、1950年代が16点、1960年代が68点、1970年代が146点、1980年代が244点、1990年代が463点という結果になった。戦後の日本語教材の開発は、1960年代までは年間数点ずつ、多くても10点を超えることはなかったが、1970年代に入り10点から25点、平均14.6点と変化した。80年代に入ると平均24.4点、90年代には46.3点というように増加していったことがわかった。本目録は、今後の日本語教育学研究における基礎データとなるものであり、広く活用されることを望むものである。
|