研究課題/領域番号 |
17520362
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
プシュパラール ディニル (PUSHPALAL Dinil) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (10361148)
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研究分担者 |
朴 槿英 宮城工業高等専門学校, 総合科学系文科, 助教 (90435404)
岡崎 久美子 宮城工業高等専門学校, 総合科学系文科, 准教授 (70290690)
千葉 元信 宮城工業高等専門学校, 総合科学系文科, 教授 (80259796)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,670千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ESP / 理工学系学生 / 英語プレゼンテーション / 英語テキスト / 教材開発 / Lexicostatistics / Discourse analysis / Genre analysis / プレゼンテーション |
研究概要 |
理工学系学生に特化し、理工学系の学生に求められる英語力を習得するのに適したESP教材開発のあり方を研究し、それに基づいて理工学的プレゼンテーションを英語で可能にするテキストを開発する目的で調査研究を行い、以下のような研究成果を得た。1.現在出版されている理工学系学生向けの科学技術英語学習用のテキストのほとんどが、読解と翻訳スキルを高める効果のみを持つことがテキストの分析により判明した。2.インドの高等教育における現状調査では、理工学系学生に使用されている専門分野関連のテキストを分析した結果、そのテキストは主に科学実験方法及び結果を報告する形で構成されており、学生は実験の報告書を作成する過程で、自然と英語を身に付けている傾向があることが判明した。尚、インドの科学実験の手引は科学技術英語を習得するためにかなり実用的であることから、その内容を整理し、日本人学生向けのテキストとして「pattern practice drill」の作成を行った。3.「Discourse analysis」の一環として、日本人学生と在日外国人留学生による英語プレゼンテーションを分析したところ、日本人学生はデータを文語体な表現で説明する傾向があり、オーラルプレゼンテーションに適した口語表現が分からないことがわかった。そこで、外国人留学生の発表から重要な英語表現の「discourse markers」と「pointers」を抽出し「slide-verbalizing」型の練習問題の作成を行った。4.理工学系学生の英語プレゼンテーションを支援するために効果的であり、教授法としての効率も高められる「presentation template」を開発した。5.理工学系英語プレゼンテーション指導を狙いとするテキスト「Elements of English for Science and Technology」を出版する予定である。
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