研究課題/領域番号 |
17520363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
楠田 格 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (00142894)
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研究分担者 |
米山 親能 東北大学, 名誉教授 (00003674)
志柿 光浩 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (60215960)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,810千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 外国語教育 / CALL授業 / Eラーニング |
研究概要 |
近年の急速なインターネット・Web環境の発展によって大学の教育を巡る状況も大きな影響を受けている。今世紀は,本格的に生涯学習が進むものと思われるが、「いつでもどこでも、勉強したいときに勉強する」、それが生涯学習やe-Learningのあるべき姿であろう。近年、外国語の実践的運用能力を養成するためのシステムとしてCALLシステムが注目を集め、多くの大学等でCALL教室を含む先端的な教育・学習施設・設備が導入されている。しかしCALLシステムが大学の教室に固定され、閉じ込められている限り、上記の「いつでもどこでも、勉強したいときに勉強する」という学習者の生涯学習的環境は実現されない。CALLシステムとWeb網とを結びつけることによって、様々な学習コンテンツが、「いつでもどこでも」学習者の求める場所へと赴くことを可能にするのが重要な点である。本研究において、われわれはまず独自に初習外国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語)の学習コンテンツを作成した。これらの学習コンテンツの一部は「研究成果報告書」および付録のCDに納めてある。次いで、これらの学習コンテンツを、WEB対応授業支援システムWebOCM(ウエブ・オーシーエム)にアップロードし、学生たちが、教室での対面授業と対応しながら、教室外においても「いつでもどこでも」WebOCMにアクセスし学習をおこなえる体制を整え、e-Learningの実践をおこなった。その結果、学生たちの学習意欲の向上や成績の向上などの成果を得た。本研究におけるこのような実践と成果は、今後、生涯学習やe-Learningを進めてゆく上で、理念的にも技術的にも重要な意義を持つものである。
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