研究課題/領域番号 |
17520377
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
田中 順子 神戸大学, 大学院国際文化学研究科, 准教授 (90335406)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 第二言語習得論 / 冠詞 / 認知科学 / 英語 / 特定性 / 定性 / 意味論 / ウェブテスト / 言語学 / 教育工学 |
研究概要 |
本研究は、英語冠詞を日本語母語話者が習得する際に困難となる要因について、実証的に検討したものである。具体的には、発話の状況を動画あるいは文章で提示して、英語を話したり、書いたりして産出した。書き言葉データ(1699例)の分析を行った結果、各冠詞の産出頻度はthe(747例)、a(658例)、φ(294例)の順であり、正答率はφ(89.80%)、a(87.23%)、the(82.73%)の順であった。またtheの誤用が多いことが目立った。一方、クローズドテストを使った実験においては、学習者がtheと結びつけ易い特定性の有無が、冠詞を正しく使用するかどうかに関わっていることが分かった。
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