研究課題/領域番号 |
17520407
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 久留米工業大学 |
研究代表者 |
山内 ひさ子 久留米工業大学, 工学部, 助教授 (70200582)
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研究分担者 |
中野 秀子 九州共立大学, 工学部, 助教授 (20309735)
小田 まり子 久留米工業大学, 工学部, 講師 (20269046)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 英語教育 / ESP / CALL / マルチメディア / Science and Technology / WWW / 効果的教授法 |
研究概要 |
平成17年度に行った海外進出の日本企業と日本進出の海外企業等の従業員等のインタビュービデオ取材を基に、平成18年度は学習用のマルチメディアCALL教材を5本作成した。教材内容作成は山内と中野が担当した。(Marin Country Civic Center, Honda Canada #1, Honda Canada #2, Sun Microsystems 1, Sun Microsystems #2)小田はWWW学習システムであるQAWAII上でこれらの教材によるCALL学習を実現できるようにした。山内はCALL教材と併用して学習できるテキスト教材と習熟度を調べるためのテスト問題を作成した。山内は久留米工業大学においてこれらの教材を用いた授業を前期に1回、後期には5回行った。授業はCALL教材とテキスト教材の学習順序を変えて実施し、習熟度テスト結果と学習順序との関係を調べるための基礎資料データを得た。また、短期メモリと長期メモリとの差を調べるために、CALL教材とテキスト教材での両方で学習した直後の習熟度テストと、1ヶ月以上経た後の習熟度テストの結果のデータを得た。学習者にアンケート調査も行い、学習順序に対する感想、CALL教材とテキスト教材の両方の学習に対する感想、学習後の学習の理解度に関する質問に対して回答を得た。中野は九州共立大学において2つのCALL教材を用いた授業を行い、QAWAII上での教材提示、学習結果の提示などが、久留米工業大学で行った場合と変わりなくスムーズに行われることを確認した。平成18年度には研究の成果発表として、AsiaTEFLとPKETA International Conference 2006の2つの国際学会での研究発表と大学英語教育学会第45回全国大会での研究発表、大学英語教育学会九州・沖縄支部春季学術講演会での講演を行った。授業実践とアンケート調査により得られた学習効果を示すデータは現在分析中であるが、大学英語教育学会第46回全国大会(平成19年9月)と、外国語教育メディア学会第47回全国大会(平成19年8月)において研究発表の採択がすでに決まっており、研究成果を発表する予定である。
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