研究課題/領域番号 |
17520414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平勢 隆郎 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30144645)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 古写真 / 写真乾板 / 戦前の学術調査 / 造形資料 / 東方文化学院 / ガラス乾板 / 画像資料 / アジア研究 |
研究概要 |
東京大学東洋文化研究所には昭和42年3月外務省より移管された旧東方文化学院東京研究所所蔵の研究資料が保管されている。中でも大量に残る各種写真資料は少なくとも70年以上の時を経ており、その物理的劣化をできるだけさけるための、火急の対応が求められていた。この写真資料の形態には写真ガラス乾板、バラになった画紙焼付け写真、アルバム、写真台帳があり、その内容は主に東方文化学院所属の研究員が行ったアジア研究・調査に関するものと、学院の記念・記録写真が若干ある。 本研究では、これらの写真資料をアジア学研究の進展に資するべく、公開のための基礎的な調査を行い、資料目録を作成し、資料の位置づけを進めた。 今般資料の調査に着手し研究を進めることが可能となったのは、第33回(平成16年度)三菱財団人文科学研究助成(No.21)を得て、劣悪な状態にあった写真資料を緊急に手当てし整理・保存措置を施し、資料を安全に取り扱えるようになったからである。 本研究の一部は、冊子体の報告や研究論文として公開した他、平成17年度および18年度研究成果公開促進費(データベース)(課題番号:178120・188039、)を得て立ち上げたデータベース統合サイト『東洋文化研究所所蔵アジア写真資料集成データベース』(http://kandeO.ioc.u-tokyo.ac.jp/ap/)の下に、下記の資料データベースとして公開している。 「山本讃七郎写真ガラス乾板データベース」(http://kandeO.ioc.u-tokyo.ac.jp/ap/yamamoto/yamatop.html) 「東方文化学院東京研究所旧蔵写真資料データベース」(http://kandeO.ioc.u-tokyo.ac.jp/ap/torinami_top/index.html)
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