研究課題/領域番号 |
17520462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | (財)元興寺仏教民族資料研究所 |
研究代表者 |
五代 雄資 財団法人元興寺文化財研究所, 元興寺文化財研究所・研究部, 学芸員 (10195927)
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研究分担者 |
村田 忠繁 元興寺文化財研究所, 研究部, 学芸員 (50210042)
川本 耕三 元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (10241267)
石井 里佳 (石井 理佳 / 日高 里佳) 元興寺文化財研究所, 研究部, 研究員 (30250351)
雨森 久晃 元興寺文化財研究所, 研究部, 学芸員 (70250347)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,960千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 印刷史 / 印刷技術史 / 近代史 / 印刷 / 技術史 / 相撲 / 番付 / 日本史 / 社会経済史 / 民俗学 / 体育史 / 近代 / 新聞紙 / スポーツ / 政策 / 地域 / 情報 |
研究概要 |
今回の研究によって、文字と印刷のかかわりをモノから検討する試みを行うことができた。研究の目的でもあった印刷をモノという視点からの資料調査は大変広範囲に及んだが、今回の研究により多くの地方資料を検討する機会を得ることができた。当初より検討してきたモノの歴史的な意義付けを行う課題は、大きく進展したと考えている。モノの歴史的背景には、いくつかの過程があり、特に労働における技術史的な展開には、大きな変化があったことが認められた。近代化当初は、伝統的技術に裏打ちされたもので、経験による知識が重視されたが、近代的技術導入によって、これまでのハンドメイドのモノから製品としての欧米を基準とした工業規格に変えざる得ない状況に置かれてしまった。そのため、これまでにない高度で複雑な技術と科学的な高い知識が必要とされるようになった。しかし、このような明治維新から間もない時代に急速な工業化が進んだのは、これまでの経験的「モノ」の中に西欧にはない日本古来の技術や、知識が備わっていたことが明らかになった。特にこれまでのような史料研究ではなく、「モノ」としての印刷物を技術史としても検討することができたと考えている。
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