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ヨーロッパにおける契約法の現代化、統一化作業とその日本民法への影響

研究課題

研究課題/領域番号 17530062
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 民事法学
研究機関千葉大学

研究代表者

半田 吉信  千葉大学, 大学院専門法務研究科, 教授 (10009730)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード契約 / EC / 債務法 / フランチャイズ / 不法行為 / 不当利得 / 売買 / サービス / 契約法 / EC指令 / 売買契約 / 保証債務 / 消滅時効
研究概要

現在ヨーロッパではEC加盟国を中心にして憲法、民法、消費者法、商法など基本的な実定法の統一化作業が進められている。本研究では、その中の民法、特に、統一化作業が最も進んでいる債務法、契約法を採り上げて、その作業の進捗状況、すでに出来上がった法律案の概略と法文、制定作業において問題になっている様々な論点を摂取、素描し、法制過程とその成果を明らかにすることを目的とした。またEC加盟国の中心的存在であるドイツでは、すでに2001年に新債務法が制定され、現在までに数多くの論文、文献、判例が公刊されているが、本研究は、これらのドイツ新債務法制定後のドイツの法発展をフォローすることもまた対象に加えた。これらの債務法の様々な論点に関する比較研究は、現在わが国で進められている債務法の現代化作業の不可欠の前提となると考えられる。2年間の研究期間中関連文献を数多く収集するとともに、ドイツなどの何人かのこれら法統一作業を行っている人々とコンタクトをとり、資料、情報の提供を受ける体制を整えることができた。研究成果としては、この期間、ユニドロワの作成したフランチャイザーに課されるフランチャイジー希望者に対する情報提供に関するガイドラインの邦訳、紹介と日本の現状との比較研究、2001年9月に開催されたヨーロッパ債務法の主要論点に関するシンポジウムの報告の邦訳および日本民法上の議論との比較検討、弁護士報酬敗訴者負担原則の比較研究、ヨーロッパ民法草案の現在における法文の邦訳を刊行または上梓することができたにとどまるが、ドイツ新債務法制定後の判例、学説の展開およびその日本民法への影響、ヨーロッパにおける法統一の方法論に関する学問的検討などについては、近日中に成果が刊行される予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (6件)

  • [雑誌論文] フランチャイザーの情報提供義務2005

    • 著者名/発表者名
      半田吉信
    • 雑誌名

      千葉大学法学研究 20巻2号

      ページ: 1-92

    • NAID

      110004710061

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Obligation of Franchiser2005

    • 雑誌名

      Chiba Law Journal Vol.20-2

      ページ: 1-92

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] フランチャイザーの情報提供義務2005

    • 著者名/発表者名
      半田吉信
    • 雑誌名

      千葉大学法学論集 20巻2号

      ページ: 1-93

    • NAID

      110004710061

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] ヨーロッパ債務法の変遷2007

    • 著者名/発表者名
      半田吉信 ほか8名
    • 総ページ数
      434
    • 出版者
      信山社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] The Change of Obligation Law in Europe2007

    • 総ページ数
      434
    • 出版者
      Shinzansha
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] ヨーロッパ債務法の変遷2007

    • 著者名/発表者名
      半田吉信ほか8名
    • 総ページ数
      434
    • 出版者
      信山社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [図書] 弁護士報酬敗訴者負担原則の比較研究2006

    • 著者名/発表者名
      半田吉信
    • 総ページ数
      235
    • 出版者
      法律文化社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要
  • [図書] Comparative Studies of Fee of the Lawyers between in Japan and Germany2006

    • 総ページ数
      268
    • 出版者
      Horitsubunkasha
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] 法律用語辞典[第二版]2005

    • 著者名/発表者名
      小野幸二, 高岡信男, 半田吉信ほか
    • 総ページ数
      35
    • 出版者
      法学書院
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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