研究課題/領域番号 |
17530084
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
民事法学
|
研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
川角 由和 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (80204725)
|
研究分担者 |
中田 邦博 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (00222414)
児玉 寛 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (70192060)
岡本 詔治 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (60108777)
森山 浩江 龍谷大学, 法学部, 准教授 (60278504)
若林 三奈 龍谷大学, 法学部, 准教授 (00309048)
松岡 久和 京都大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30165782)
潮見 佳男 京都大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70178854)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | ヨーロッパ私法 / ヨーロッパ契約法原則 / 電子商取引 / フランス法 / ドイツ法 / EU法・EU指令 / 消費者保護 / 契約法の現代化 / EU・EU指令 / ヨーロッパ法原則 / ヨーロッパ不法行為法 / PECL / ヨーロッパ契約法原則(PECL) / ドイツ債務法の現代化 / フランス債務法の改正 / 民法の現代化 / 法統一・法の平準化 / ヨーロッパ不法行為法原則 / フランス債務法改正 / 法統一 / 法の平準化 |
研究概要 |
本研究の目的は、第一にEU域内市場の拡大・展開を受け、EUレベルで進行する私法の統一化の動きを全体として跡付けてその特質を解明すること、第2に、こうした動きを基礎づける近代ヨーロッパ私法の原理(とくに契約法にみられる原理的共通性)や統一私法典の構想等を分析し、わが国の私法への影響を考察することにある。 今回の研究期間内には、とくにこうしたヨーロッパ私法統一の動向そのものの分析と、日本法に対してそれがどのような影響を及ぼすのかを比較法的手法を用いて解明することに重点を置くものとした。この期間内には、本研究の中核メンバーによってヨーロッパ契約法原則の意義を明らかにし、それが日本法にどのような影響を及ぼすかを検討するシンポジウムを、比較法学会において開催した。また、こうした研究作業の基礎資料となる「ヨーロッパ契約法原則」についての翻訳プロジェクトに取り組み、すでに潮見佳男=中田邦博=松岡久和『ヨーロッパ契約法原則I・II』(法律文化社、2006)の刊行を終わり、IIIの刊行を予定している。また、これまでの研究成果を集大成した『ヨーロッパ私法の展開と課題』の刊行が予定している。 以上のように、本研究は、さらなる展開を示しつつあるヨーロッパ私法・契約法の全体像を解明するために、さまざまなプロジェクトにおいて深化し、またすぐれた研究成果を挙げている。
|