研究課題
基盤研究(C)
本研究はイギリスにおける1990 年代以降の統治変容の特徴を、政府・利益団体関係に注目することで明らかにする。この時期の統治制度改革では、地域(サブナショナル)レベルにおける経済戦略策定の能力向上と民主主義の拡充が重視されている。しかし改革は、利害関係者のネットワークが地方(ローカル)レベルを中心に展開しているという政策過程の実態や、政策において社会的観点を重視する有権者の期待と整合性を欠いており、幅広い利害の包摂によって政策内容を充実させるという改革の目的を達することとなっていない。
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すべて 雑誌論文 (9件)
『国境を越える政策実験・EU』, 東京大学出版会(平島健司(編))
ページ: 135-169
『国境を越える政策実験・ EU』(共著、東京大学出版会)
『ポスト代表制の比較政治-熟議と参加のデモクラシー』、早稲田大学出版部(小川有美(編))
ページ: 105-126
『国家, 地域, 民族』, (勁草書房)(大島美穂(編))
ページ: 51-72
『地域のヨーロッパ-多層化ね, 再編, 再生』,人文書院(宮島喬・若松邦弘・小森宏美(編))
ページ: 298-318
『国家、地域、民族』(共著、勁草書房)
『地域のヨーロッパー多層化・再編・再生』(共編著、人文書院)
ポスト代表制の比較政治-熟議と参加のデモクラシー(共著、早稲田大学出版部)
熟議参加型デモクラシーの世界的展開(共著)(早稲田大学出版部) (仮題)(近刊)