研究課題/領域番号 |
17530251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
西村 佳子 京都産業大学, 経済学部, 准教授 (90319442)
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研究分担者 |
鈴木 宏昌 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (60280450)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,220千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2007年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 債券市場 / マーケットメーカー / スプレッド / 買入消却 / 繰上償還 / 格付け / 在庫モデル |
研究概要 |
この研究は、公募債券市場(私募債以外の債券市場)を対象に、マーケットメーカーと投資家の行動・発行体の行動を明らかにすることを目的としている。分析によって、(1) 主幹事が大手証券会社か否か、主幹事のシェアが高いか否かによってマーケットメーカーとしての行動に大きな差はないが、(2) 引き受け会社数が多いほうが社債の良好な評価につながり、主幹事シェアが高い社債はスプレッドが拡大する傾向があることがわかった。これは、少数のマーケットメーカーしか存在しない場合、競争が働かないもしくは、マーケットメイクの負担が大きい可能性がある。また、発行体はスプレッドが拡大し社債の価格が低下したときに社債の買入消却を行う傾向があり、合理的な行動が見られた。
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