研究課題/領域番号 |
17530297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 桜美林大学 |
研究代表者 |
岩井 清治 桜美林大学, ビジネスマネジメント学群, 教授 (40223359)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,650千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | NEET / 若年者職業観意識 / 職業意識開発 / 学校教育-職場移行 / 実習授業 / デュアルシステム / 二元制職業教育 / 職業訓練システム / 職業観開発 / 学校教育-職業移行 / 再チャレンジ / 職業学校制度 / ニート / 職業観意識 / ドイツ職業教育 / マイスター制度 / 職業意識 / 若年者職業教育 / ドイツ二元制職業制度 / マイスター / 専門職種養成 / 実習学期制度 / 企業見学 / 企業研修 |
研究概要 |
1.平成17年から平成19年度までの3年間の提出論文等の研究成果は、学術論文5編、小論文2編、さらに学会報告に求められた予稿集論文2編である。口頭報告では、同じく3カ年に合計5回、うち海外での報告1回、韓国商業教育学会(現経営教育学会)での学会報告を行った。国内での学会報告は、経営関連学会2回、インターンシップ関連の学会1回である。この間実施した海外現地調査は3回、研究実施計画にそって各年度に1回ずつ実施した。 2.これらの研究活動で最も重点を置いたものは、ドイツにおけるNEET防止対策とすでにNEET層として若年失業者化しているもの対象の救済・助成施策である。それらは、研究目的である「若年者職業観意識開発」研究にとって最も適切な内容をしている。ドイツでは中等教育I段階修了以前に多様な職業準備教育を実施しており、その準備教育、職業前段階教育の内容がいずれのものでも、結局「実習授業」「インターンシップ授業」によって大きな成果を上げている。これらの職業観意識開発を目的とする学校教育での授業は、ドイツの職業教育の基盤となるデユアルシステム職業教育を中心に打ち立てられている。つまりこのデユアルシステム職業教育の適正・順調な遂行を実現するために数々の施策が行われているのである。いかに学校生徒をこのデユアルシステムでの職業訓練に送り込むか、いかにこのシステムでの落伍者を救済するか、それらはいずれもNEET層防止に直接結びつくものとして認識され対応している。この点、わが国が学ぶべき課題は少なくないといわなければならないがその最たるものが、企業による受け入れ態勢と連携である。ドイツでは職業教育の始めから終わりまで企業実習が大きな機能を有するという歴史と伝統に支えられた企業文化が形成されているのである。
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