研究課題/領域番号 |
17530382
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
中村 文哉 山口県立大学, 社会福祉学部, 教授 (90305798)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,980千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ハンセン病 / 沖縄社会 / 青木恵哉 / 愛楽園 / 隔離所 / 「救癩」活動 / 沖縄 / 隔離 / 沖縄学 / 差別問題 / 療養所 / シュッツ / 差別論 / 嵐山事件 / 神谷美恵子 / 社会的行為論 / 生きがい / 沖縄愛楽園 / 生きること / ライフヒストリー / 「らい予防法」 / キリスト教 |
研究概要 |
本研究は、戦前期の沖縄におけるハンセン病問題をめぐる社会的現実の諸相について、沖縄愛楽園入園者からの聞き取りと、当時の沖縄社会の世相を示す記録・資料およびハンセン病問題に関わる新聞記事・手記・自伝とをつきあわせながら、実証的・理論的に解明するものである。本研究を通して、当時の沖縄本島の罹患者たちは、最終的に医療行政からもシマ社会からもみなはされ、行路病死する危険性を掴まされていた。そのために、沖縄では何らかの保護施設の構築が必要であったが、沖縄懸はその構築にしばしば失敗したために、当時のハンセン病患者に窮乏が差し迫っていた。本研究を通して、以上のことを明らかにした。
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