研究課題/領域番号 |
17530412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 松本大学松商短期大学部 |
研究代表者 |
住吉 広行 松本大学松商短期大学部, 経営情報学科, 教授 (70187813)
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研究分担者 |
山根 宏文 (山根 宏史) 松本大学松商短期大学部, 経営情報学科, 教授 (60367547)
益山 代利子 松本大学, 総合経営学部, 准教授 (10410440)
建石 繁明 松本大学, 総合経営学部, 教授 (80021070)
SHIRINASHIHAMA Hiroyuki Matsumoto Univ., Tourism and hospitality management, Assistant Professor (10434490)
MINEGISHI Yoshio Matsumoto Univ. Matsusho Junior College, Managerial information science, Lecturer (30389994)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | グリーンツーリズム / 地域活性化 / 産・官・学の連携 / 異業種交流 / 学生参加 / 産地直送 / ユニバーサルデザイン / エコツーリズム / 都市と地方との交流 / 農業の振興 / 地産地消 / 環境と景観保全 / 地域の活性化 / 大学教育と観光 / 自治体との連携 |
研究概要 |
今回の申請は、安曇野が持っている豊かな自然環境や文化的な土壌を活かして、グリーンツーリズムあるいはエコツーリズムという視点で観光産業を発展させ、地域の活性化を図ろうとするものであった。特に、この地域では多くの方々が同じ思いで、独自の取組をされているが、それらがなかなか有機的に結びついていないという欠点を持っていた。それを大学という学術的な面での拠点を活かして、人と人とを結びつけ、新たな事業展開を図ることを一つの大きな目標にしていた。この点に関しては、2度の集いを開催し、各回70名を越える参加者を得ただけではなく、参加者自らが情報ネットワークを構築して、互いの情報交換を頻繁に行おうというところまで進展させることが出来た。参加者同士での知識や技術の交換も行われ、こうした方向性に参加された多くの方々が意を強くされた集会となった。 一方で、安曇野が持つ観光資源をさらに広い視野で捉えようと、国内においては、産地直送や安全安心をテーマとした都市と農村の交流を活性化させることや、ユニバーサルデザイン化された観光地という視点での問題点洗のい出し、さらには環境を重視した世界的な取組などを、地域の方々と連携しながら学ぶ中で、これからの安曇野観光を共に考える機会が持てたと思われる。 また、行政との連携という視点では、安曇野観光ネットワーク推進協議会やそれがさらに発展した、安曇野ブランドデザイン会議の進展などの成果があり、その後も大学と国営アルプスあづみの公園などが連携して、地域住を巻き込んだ健康づくりの活動も進んできている。また団塊の世代を対象とした、エコツーリズムのプランも旅行業者や地元観光業界などとの提携で、順調な足取りを踏み出して来ている。
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