研究課題/領域番号 |
17530456
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 神田外語大学 |
研究代表者 |
桝本 智子 神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (00337750)
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研究分担者 |
林 吉郎 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (70129196)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,570千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 異文化間コミュニケーション / 異文化適応 / 職場におけるコミュニケーション / 人材活用 / 国際インターンシップ / 異文化コミュニケーション / 人材育成 / 異文化組織経営 |
研究概要 |
本研究では、国際インターンシップによる影響を調査を行った。主に3つの点、(1)インターンシップを採用することによる組織への影響、(2)それを分析することにより有効的なインターンシップ構築とその評価方法、(3)インターンのキャリアへの影響、を長期的な視点から調査し、分析することを目的としていた。最終的に、日本でのキャリアがインターンへ長期的にどのように影響があったのかという点に絞ることになった。 インタビュー調査はアメリカ、カナダの6機関ヘインタビューを行い、国際インターンシップが始まって以来(1990年代)、参加者の変化、研修参加者へのキャリアの影響、受け入れ企業の反応などを調査した。また、インターンシップ終了から3年〜10年をたっている元研修生に対して応募動機、インターンシップでの経験の活用、キャリア選択への影響などのアンケート調査とインタビュー調査を行った。 職場、職場外に関わらず文化・環境の違いから様々な問題が出てくるが、同様の環境に置かれたインターン同士でのネットワークが特に最初の3ヶ月ほどは重要な役割を果たしているということが判明した。この“サポートシステム"の有無により1年間の研修期間の成果も変わるのではないかということが予測できる。応募動機では将来的に「国際的な仕事」を目指していることが理由で日本を選ぶよりも、日本への個人的な興味が強い応募者がここ10年間で増えていることがわかった。技術を学ぶだけではなく、人々との交流、仕事以外での時間を充実したいという期待が大きい。キャリア面では、インターンシップに直接関係する仕事に就いたのは(研修先に正社員として就職)女性2名だけである。しかしながら、90%以上の研修経験者がインターンシップの経験から現在の仕事を選択していることがわかった。
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