研究課題/領域番号 |
17530476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
渡部 雅之 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40201230)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,850千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 空間認知 / 心理検査 / 高齢者 / 視点取得 / スクリーニング / 空間的視点取得 / 生涯発達 / 脳卒中後遺症患者 / リハビリテーション / 加齢 / 脳卒中 / スクリーニング検査 / 脳卒中後遺症 |
研究概要 |
研究目的とした高齢者用空間的視点取得能力スクリーニング検査の開発にあたって、研究代表者が以前考案した乳幼児用の空間認知能力検査課題(顔回転課題 ; 渡部, 2000)をベースに、ノートパソコン上で実施できる検査プログラムキットとして作製した。さらに、臨床的活用を目指して、認知症・脳卒中後遺症群にも適用可能な検査手続きに改めた。これを脳卒中後遺症患者13名と大学生ならびに健常高齢者の各30名に実施し、反応時間パターンと正答率に基づいて認知度レベルを判定するための指標作りとカットオフ値の決定を行った(研究1)。年齢群間の比較から、正答率と視点移動時間が空間認知能力を示す指標として適していることがわかり、これらのカットオフ値を設定した。この結果を参考に、脳卒中後遺症患者群の顔回転課題における認知レベルと後遺症・症状・病巣やリハビリテーション経過との関連を縦断的に観察・分析し、患者の快復度を示す認知的スクリーニング検査としての顔回転課題の有効性について検討した(研究2)。9名の患者に顔回転課題の継続的な実施に協力してもらった。その結果、年齢の若い者ほど術後経過が良好であり、課題得点により大きな上昇が見られた。さらに、リハビリテーションにおいて「前もたれ端座位」が可能となった時点から3週間の間に、運動・認知機能に関して劇的な改善が生じているとする可能性を示すことができた。
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