研究協力者 |
三浦 秀徳 , 置賜学院, 法務教官
石川 満佐育 筑波大学, 附属学校教育局, 準研究員
吉村 祥子 (三重野 祥子) , 地域療育センターあおば, 臨床心理士
江口 めぐみ 筑波大学, 人間系支援室, 準研究員
三鈷 泰代 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 大学院・生
桑原 千明 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 大学院・生
藤原 健志 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 大学院・生
西澤 千枝美 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 大学院・生
関根 千恵 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 大学院・生
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研究概要 |
この研究では, 青年(中学生~大学生)の攻撃性を, 行動傾向ではなく認知,感情,欲求といった内面の特性としてとらえ, 能動的攻撃性4特性(仲間支配欲求,攻撃有能感,欲求固執,攻撃肯定評価),反応的攻撃性3特性(怒り,報復意図,外責的認知)の2領域7特性から成るものとした. そして, (1)能動的・反応的攻撃性の個人差を測る尺度を作成し(中学, 高校, 大学), その信頼性・妥当性が実証され, (2)人格特性としての能動的・反応的攻撃性が, 具体的な他者とのやり取りの場面でのどのような認知・感情を経て他者への攻撃行動を引き起こすのか,その筋道が明らかにされ,(3)能動的・反応的攻撃性と様々な心理社会的不適応・パーソナリティ障害傾向との関連が解明された.
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