研究課題/領域番号 |
17530569
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
鈴木 幹雄 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70163003)
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研究分担者 |
長谷川 哲哉 和歌山大学, 教育学部, 教授 (50031810)
金子 宜正 高知大学, 教育学部, 教授 (20263965)
堀 典子 横浜国立大学, 教育学部, 名誉教授 (90057117)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,240千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | バウハウス教育学 / 戦後芸術学校改革 / バウハウス第二世代 / ベルリン造形芸術大学 / ザールブリュッケン国立芸術工芸学校 / オルデンブルク造形芸術大学 / カッセル造形芸術大学 / ニュー・バウハウス / バウハウス / ベルリン芸術大学 / ザールブリュッケン国立美術工芸学校 / イッテン・シューレ / イッテン学校 / 亡命バウハウス教師達 / 芸術大学改革 / 芸術アカデミー改革 / 文化創出システム / ドイツ芸術大学改革 / アメリカ芸術大学改革 |
研究概要 |
1)本研究では、ドイツとアメリカを事例として、文化創出システム《芸術大学》改革にバウハウス教育学がどのように貢献したのかについて挑戦した。 1950年代以降ドイツでは北部、北西部諸州を中心に芸術学校改革が訪れ、芸術学校は芸術大学に再編された。その際バウハウス教育学は、バウハウス第一世代並びに同第二世代の活躍を通して、ドイツの芸術的創造の世界と芸術大学・芸術学校の世界を一変させた。形態の違いを伴いながらも、同様の現象はアメリカにも訪れ、同国に亡命したバウハウス第一世代の貢献を拠り所として、シカゴに改革芸術学校「ニュー・バウハウス」が創られた。 2)その際バウハウス教育学の芸術学校改革への貢献は、バウハウス第一世代と並んで、バウハウスの直接的な出身者達とバウハウス外の出身であるがバウハウスの影響圏に位置している戦後芸術大学教授層によって達成された。 鈴木によって、ベルリン芸術アカデミー会員Th・ヴェルナー、オルデンブルク大学芸術学科教授R・プフェニッヒ、カッセル芸術大学教授F・ヴィンターにみる芸術アカデミー改革の事例が解明され、長谷川によってベルリン造形芸術大学教授H・トレーケス、G・フィーツにみる芸術アカデミー改革の事例が研究された。更にはまた、金子によってザール造形芸術大学教授O・シュタイナート他にみる芸術アカデミー改革の事例が解明された。堀によって、デュッセルドルフ芸術大学教授E・マタレ、O・ケスター、J・ボイスにみる芸術アカデミー改革の事例が現地調査・研究された。
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