研究課題/領域番号 |
17530575
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大場 淳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (50335692)
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研究分担者 |
金子 勉 京都大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (40263743)
林 一夫 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (50392288)
山本 眞一 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (10220469)
芦沢 真五 大阪大学, 大学院工学研究科, 専任講師 (00359853)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,730千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 大学職員 / SD / 大学管理運営 / 教育研究支援 / 教職協働 / 専門職化 / 事務職員 / 専門職員 / 職員開発 / 学生支援 |
研究概要 |
本研究は、大学における教育研究以外の専門的諸機能の向上を目指して、今後の事務機能や学生支援機能の専門化、これらに従事する大学職員の専門職化の在り方等について検討することを目的として始められたものである。調査は、先行研究に基づく文献の読解、インターネットによる資料収集、アンケート調査、国内外の大学や専門職団体を訪問しての聞き取り調査等によって行った。また、研究成果については、適宜、学会誌やその他の出版物に発表するとともに、各種研究会その他の場において公表に努めてきた。また、成果の一部は、広島大学高等教育研究開発センターが毎年開催してきている大学職員等向けの公開セミナーといった現職職員開発活動の実践の場においても活用されている。本研究の報告書は、総論(第I編)、大学職員の専門職化の実態(第II編)、外国の事例(第III編)、英文論考(第IV編)から構成される。第I編では、世界と日本における大学職員の専門職化に関する動向を概観し、続く第II編では、日本の大学における教育研究以外の諸機能から学生系と教務系を取り上げて、職員の専門職化についての検討を行った。これら両機能を取り上げたのは、財務や人事といった(狭義の)管理運営部門に必要とされる専門性は他の機関(営利・非営利)のそれと大きく変わらないこと、また、近年、大学行政管理学会や国立大学マネジメント研究会など実務家を中心とした組織が精力的に管理運営の研究を行っていることに鑑み、大学固有の業務であり、大学特有の専門性(あるいはその要素)があると考えられ得る学生系と教務系に重点を置いた次第である。第III編では米国とフランスの例を取り上げた。最後の第IV編では、本研究の一環として公表した英文論考を収録した。
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