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戦後琉球政府設立までの教育制度・行政および実践の実証的研究-学校教育を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 17530598
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関沖縄大学

研究代表者

宮城 能彦  沖縄大学, 人文学部, 教授 (40229810)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード沖縄戦 / 初等学校 / 琉球政府 / 学校日誌 / 沖縄戦直後 / 琉球政府設立以前
研究概要

沖縄県那覇市立壷屋小学校の前身である壺屋初等学校の1947年学校日誌を解読した。当時の教育制度・行政の変遷と対応させつつ、初等教育現場において具体的な実践活動を分析。当時の関係者からの聞き取り調査をもとに、解題と詳細な解説を付した復刻版の編集を行い、沖縄大学地域研究所叢書第8巻として平成18年12月に発行した。
これらは、6・3・3制以前の沖縄戦直後の初等学校の現場で行われていた学校教育を具体的な内容を示す貴重な資料である。
例えば、初等学校高学年生が授業時間に校舎建設や運動場の整備に駆り出される頻度や教科書がどの程度学校現場に行き届いていたか、教師の給与やそれに代る物品の配布などの実態が日誌の中から明らかになっていく。
一九四七年度の壺屋初等学校日誌には、前年度の日誌にみられるような学校設立時の混乱した様子や「何もない」状況がいくぶん改善されてきている様子を感じることができる。しかし、それでも校舎のほとんどは台風が来れば吹き飛んでしまうようなものでしかなく、教材どころか教科書すら満足に揃っていない状況で、教師達が薄給にもかかわらずいかに努力しているかを理解することができる。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 壺屋初等学校日誌(1947年)2006

    • 著者名/発表者名
      宮城能彦他(那覇教育史研究会)
    • 総ページ数
      316
    • 出版者
      沖縄大学地域研究所
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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