研究課題/領域番号 |
17530600
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 東邦学園大学 (2007) 新見公立短期大学 (2005-2006) |
研究代表者 |
矢藤 誠慈郎 愛知東邦大学, 人間学部, 教授 (70259571)
|
研究分担者 |
岡本 和子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (40078902)
諏訪 英広 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (80300440)
山中 文 高知大学, 教育学部, 准教授 (10210494)
須河内 貢 大阪薫英女子短期大学, 児童教育学科, 教授 (60280137)
湯藤 定宗 帝塚山学院大学, 文学部, 講師 (20325137)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 保育者 / キャリア発達 / 養成 / 研修 / 専門性 / 保育士 / 資質 / 力量 |
研究概要 |
本研究では以下のような示唆的な知見を得ることができた。 1保育者の学習:成長する保育者を「適応的熟達者」ととらえて、そうした成長において学習するコミュニティが重要であることを明らかにした。 2米国の保育者研修:各施設の長に運営の裁量が大きい米国では、資質向上の文化を構築するリーダーシップが発揮されているかどうかが、スタッフの職能成長に直接的に関係しやすいシステムであることがうかがわれた。 3近接他職種の研修:特に看護職の研修システムが、キャリア発達を明確かつ強く意識したものであり、保育者の成長においても、システムによる成長の促進が必要であることが示唆された。そのための人的配慮も求められる。 4地方自治体における保育者研修:研修担当部署のスタッフの使命感やモチベーションが、システムの構築、機能に影響を与えていることがうかがわれた。またこのことに自治体の長の子どもの最善の利益への見識もかかわっているようだ。 5新たな研修の試行:経験年数が違う人たちどうしの、保育所と幼稚園の、保育者と学生の相互作用が、学習するコミュニティを構成することが明らかになった。相互作用をファシリテートする人や技法を準備することが保育者の学びに有効であることも分かった。
|