研究課題/領域番号 |
17530658
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
橋本 孝之 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (30026273)
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研究分担者 |
木下 百合子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10169914)
佐藤 隆士 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20124117)
藤田 修 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (10324881)
倉本 香 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90314442)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,890千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 一般教育 / 情報教育 / 教育実践 / 階層構造 / Web教材 / 開発 / 評価 |
研究概要 |
教員養成系大学のほとんどの学生が、講義や演習で習得した情報に関わる知識や能力と、教育現揚において必要とされる知識や能力との関わりを把握していないという実状、そしてそれを打破するためには、「学術的(教科書的)な視点」と「教育実践的(教育現場的)な視点」から構成される「情報に関する教育の枠組み」を学生が体系的に把握できるとともに、教育実践という視点からも把握できる自学習型のWeb教材の開発が必要であるとの先行研究の結果を踏まえ、本研究では、 (1)初年度においては、教員養成系大学に所属する学生が教員になったときに必要とされる基礎的な知識を「学習項目」として248項目設定し、「3つの柱からなる学術的(教科書的)な視点」および「4つの柱からなる教育実践的(教育現場的)な視点」から、これらの学習項目の階層構造化を図った。すなわち学習項目がそれぞれの柱に、どの様に関連し合っているのかを階層構造化した。 (2)次いで2年目では、その内容の体系図化を図ると共に、だれでも、いつでも、どこからでも、この教材で容易に自学習ができることを考慮して、本教材のWeb化を図った。 (3)そして最終年度では、開発したWeb教材を用いた実験授業を実施し、教材としての有効性を検証するため、大阪教育大学の学生及び大学院生を対象にアンケート調査を実施した。その結果、全般的に肯定的な回答を得た。特に,「情報に関する教育の枠組みを体系的に把握する」という本教材の目的に関連した質問に対して肯定的な回答結果が多く得られ,また,教材の使用意欲や学習内容の教育現場での活用についても高い評価が得られ、教材・教具としての意義が検証・考察できた。
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