研究課題/領域番号 |
17560136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
李鹿 輝 山形大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (00253906)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,050千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 乱流 / 空気輸送 / 自動車ドアミラー / PIV / 渦 / ウェーブレット変換 / 砂丘 / 省エネルギー / 火星砂丘 / 空気輸送技術 / 自動車のドアミラー / 流体低抗 / 火星デューン / 流体抵抗 / 圧力損失 / 可視化 / 後流 / 流れ制御 |
研究概要 |
本研究は、省エネルギーを目標として、火星には自然がつくるデューンを模倣することによって流体抵抗低減の装置を開発する。基礎研究としては、NASAが撮影した火星デューンの写真を画像処理法で分析し、その解析結果に基づいて火星デューンのモデルを作製した。火星デューンモデル周りの乱流構造と支配する渦構造を解析し、流体抵抗低減の原理を明らかにした。さらに、応用研究としては、下記の実用的な研究が行われる。 (1)高速PIV計測のウェーブレット多重解像度解析によって、時間-空間-周波数の3次元面における各種の自動車ドアミラー周りの流れの多重スケール構造特性を解明した。(2)環境負荷を低減する未来型の技術開発のため、デューン機能性輸送管を備えた高効率な粉粒体空気輸送システムの研究を行った。デューンを模倣した装置が管底部の一定の間隔に装着することによって、粉粒体の堆積と閉そくなどのトラブルを防止でき、省エネルギー輸送を実現できた。
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