研究課題/領域番号 |
17560352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
松本 隆 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80063767)
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研究分担者 |
村田 昇 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60242038)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,980千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | オンライン変化検出 / Bayes的アプローチ / 逐次モンテカルロ / 非線形特徴抽出 / 周辺情報量最小化 / 逐次周辺尤度 / 変化検出 / 粒子フィルタ |
研究概要 |
1.オンライン変化検出とは,観測値の背後に潜むシステムの突発的な変化をオンラインで検出する問題である。観測値の背後にあるシステムが明示的に与えられていない場合もがあるばかりでなく、システムに非線形性が潜んでいることもある.このような未知非線形システムに対する変化検出手法を二つ提案した.両者ともオンラインベイズ的枠組みに基づいており,ひとつは「逐次周辺尤度」を情報基準とするものであり、二つ目は「隠れ変数」の逐次的な算出によるものである.実装には逐次モンテカルロ法を用いた.提案手法の有効性を評価するために幾つかの数値実験を実施した. 2.video自然画像から顔をオンラインで検出するアルゴリズム構築を試みた。各時刻のViola-Jones静的スコアをもとに、次ステップの顔領域をBayes的枠組みからオンラインで予測・検出しようとするものである。逐次Monte Carloにより実装した。逐次周辺尤度をチェックし、その値が激変する場合、何らかの変化が起きたとみなし、先験分布を再設定するアルゴリズムである。実データでその有効性を確認した。 3.時系列や画像などを単純な基底の線形和によって表現する手法としてeigenfaceやsparse codingがある。対象とするデータの特徴を基底の係数によって捉えることができるため、認識や判別などにも利用されているが、線形和という制限された表現のため、時系列の不連続な変化、あるいは画像の変形には十分に対応できない場合も多い。そこで基底の組み合わせ方に非線形変換を導入し、中間表現の周辺情報量を最小化するという規準によって、より柔軟な表現を獲得する方法を試みた。顔画像を用いた数値実験では線形手法では得られない表現を獲得でき、その有効性が確認された。
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