研究課題/領域番号 |
17560501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
趙 衍剛 名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (50283479)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,470千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 構造安全性 / 信頼性解析 / 限界状態関数 / 破壊確率 / 確率分布形 |
研究概要 |
構造信頼性評価では基本的に一次近似に基づく解析法とモンテカルロ・シミュレーションの2種類の手法がある。前者では確率変数の標準正規変換が必要となり、後者では標準正規乱数から確率変数の乱数を求める逆標準正規変換が必要となる。本研究では分布形の変わりに確率変数のモーメントに基づく標準正規変換及び逆標準正規変換を開発することにより、分布形が分らない確率変数を含んだ構造信頼性評価を目的とする。 本研究では分布形が分らなくても標準正規変換及び逆標準正規変換を行うことができるために、確率変数の平均値、標準偏差、歪度、尖度などをパラメータとするCubic Normal分布を導入し、4次モーメント標準化手法を提案した。提案分布形は予想分布として応用することができ、二つ及びのパラメータを有する分布形より統計データをよく対応することができ、歪度が小さいときの既存のGamma、Weibull、対数正規分布などの二つのパラメータを有する分布形を代表することができることが判明した。また、3、4次モーメント信頼性指標の適用範囲を明らかにし、新たな簡単な3、4次モーメント信頼性指標を提案した。提案手法は荷重・耐力の設定、構造システムの信頼性解析に応用している。
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