研究課題/領域番号 |
17560571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
泉田 英雄 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (70203057)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,650千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | コロニアル様式 / 植民地都市 / 建築史 / ギャラリー / ヴェランダ / 外国人居留地 / コロニアル建築 / 住宅様式 / 住居史 / アジア / コロニアル / コロニアル式住居 / アジア建築 |
研究概要 |
日本と中国に開港場が設定されるとともに、外国人たちはそこで事務所や住居を特異な建築様式で建設した。正面あるいは4面にギャラリーあるいはヴェランダを持つもので、熱帯で成立したと考えられている。本研究では、日本に到達する以前に、の住居様式が南・東南アジアのヨーロッパ植民地でどのように成立し、また現地定着したのかを明らかにすることを目的する。文献調査と現地調査により、建物に関するデータを収集し、それを分析しながら、成立過程、イギリスとオランダ植民地での相違、定着過程などを考察する。 オランダ領ジャワでは、オランダ人たちは郊外にバロック式の内向型のバロック式住居を持っていたが、18世紀後半に著しい現地が始まった。正面あるいは4周に屋根を広く延長し、ギャラリーを作り出し、都市部から離れるほど顕著であった。一方、イギリス植民地ではパラディオ様式をもとにギャラリーは部分的に付加されるが、2段の寄棟屋根が特徴であった。 このイギリスとオランダのコロニアル住居の相違がどこからくるのか、また東アジアにおけるその展開については今後の課題である。
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