研究課題
基盤研究(C)
(1)脱ユビキチン化酵素UBPYによる上皮細胞増殖因子(EGF)受容体のダギュレーションの調節UBPYはHrs-STAM複合体によって選別されたEGF受容体をエンドソーム上で脱ユビキチン化すること、そして"選別輸送シグナル"をはずして受容体のリソソームへの輸送を阻害することにより、そのダウンレギュレーションを抑制することを明らかにした。(2)脱ユビキチン化酵素UBPYによる初期エンドソームの形態調節UBPYが初期エンドソーム膜上で様々なタンパク質を脱ユビキチン化すること、そしてUBPYによるエンドソーム上のタンパク質のUb化レベルの調節がエンドソームの形態維持に不可欠であることを明らかにした。(3)14-3-3タンパク質によるM期における脱ユビキチン化酵素UBPYの酵素活性の調節Ser-680のリン酸化依存的な14-3-3タンパク質の結合によりUBPYの脱ユビキチン化酵素活性が抑制されること、細胞分裂期M期にSer-680が脱リン酸化されてUBPYから14-3-3タンパク質が解離し、UBPYの酵素活性が上昇することを見出した。(4)脱ユビキチン化酵素AMSHの初期エンドソームへの局在化機構AMSHとそのホモログであるAMSH-LPが新規の結合モチーフを介してクラスリン重鎖と結合すること、そしてこの結合を介してこれら脱ユビキチン化酵素がエンドソーム膜上に繋ぎ止められていることを明らかにした。
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